えびすタワーは、大阪市中央区宗右衛門町の「ドン・キホーテ道頓堀店」にある高さ77.4mの長円形の観覧車で、2005年3月にオープンしました。不具合が見つかり2008年6月に運転を休止。休止後もグリコサインと並ぶ道頓堀のシンボルとして人気を博していました。多くの人々からの運転再開の要望を受けて、2018年1月にリニューアルオープンを果たしました。リニューアルで新設された待合室は和風となっており、えべっさんや招き猫に扮した縁起物「ドンペン君」や千両箱の上に乗った金箔を貼った黄金のドンペン君で賑わいます。観覧車の所要時間は15分で、難波の街並みやあべのハルカス、通天閣、そして頂上部からはポートタウンの海沿いの景色まで見渡すことができます。32台のゴンドラは180度水平回転し、内部は４人が横並びに座るシートを設置しており、世界初の技術が採用されています。また、ゴンドラの内装には和を基調とした配色が採用され、縁起物ドンペン君が一体ずつ描かれています。