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杭全(くまた)神社

杭全神社は、大阪市平野区平野宮町にある神社で、平安時代の初め862年に坂上廣野麿の子当道が、素盞鳴尊(すさのおのみこと)を氏神として祀ったのが現在の第一殿で、杭全神社の始まりといわれています。1190年に熊野信仰が流行し、伊弉諾尊(いざなぎ)を勧請建立したのが第三殿です。1321年には熊野三所権現である伊弉册尊(いざなみ)・速玉男尊(はやたまのをのみこと)・事解男尊(ことさかのおのみこと)を勧請建立したのが第二殿です。建物は本殿の三殿とも国の重要文化財に指定されています。また、境内には市の文化財に指定されている連歌所が全国で唯一残っています。他にも、樹齢850年以上と伝えられ、府の天然記念物にも指定されているくすの木や、願いをかけると、母乳の出が良くなったり、乳房の病が治ると言われている樹齢約500年の「垂乳根(たらちね)の銀杏(いちょう)」の巨樹があります。毎年4月13日に行われる「御田植神事」は国の無形民族文化財で、神から授かった「福の種」を田に見立てた拝殿に蒔く行事です。

住所

〒547-0046 大阪府大阪市平野区平野宮町2-1-46

アクセス

JR大和路線「平野駅」徒歩5分

電話番号

06-6791-0208

営業時間

8:00〜17:00

  • お役立ち情報

    当社は日本で唯一連歌所が残されていることで有名。連歌会は明治以降廃れましたが、1987年に復活。現在は毎月定期的に平野法楽連歌会が開催されています。また、1999年からはインターネット連歌が始まっています。当社の中に平野郷環濠跡と言われる遺構があり、その近くを平野川が流れており、とってものどかな神社となっています。

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