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川口基督教会

川口基督教会は大阪市西区にある日本聖公会の教会堂で、ヴィクトリアン・ゴシック様式の美しい伽藍で知られています。1867年に長崎から大阪にやってきた米国聖公会宣教師C.M.ウイリアムス主教が川口の地に移住し、英語による礼拝を始めたのが大阪でのキリスト教宣教の最初と言われています。1868年には川口に外国人居留地が設置され、イギリスの13社や仏、独、米、オランダ、ベルギーの商社が事務所を構えました。当地から洋食やパン、牛乳、そしてクリーニング屋が始まったと言われるほど西洋文化で賑わっていました。1881年に当教会は設立され1920年に現在の礼拝堂が米国人建築家のウイリアム・ウイルソンによって建設されました。1950年に大阪教区主教座聖堂となりましたが、1995年の阪神・淡路大震災で教塔が倒れ、礼拝堂も被害を受けました。ところが、1998年に全国の人々の大きな援助と、ヴォーリーズ設計事務所の協力で当教会は復興されました。

住所

〒550-0021 大阪府大阪市西区川口1-3-8

アクセス

Osaka Metro中央線、千日前線「阿波座駅」徒歩6分

電話番号

06-6581-5061

  • お役立ち情報

    2010年に140周年を迎えた当教会は大阪府指定有形文化財としても知られています。今はこの教会だけが、大阪が開港した頃の面影を今に伝える建物ですが、1868年に外国人居留地が設置された頃にはランプの街灯が灯り、ユーカリの並木がそよいでいたと言われており、大阪で西洋文化が深く浸透していた地でもあります。教会から少し離れたところには「ぷくぷく」と言われる隠れ家的なホルモン居酒屋があり、リーズナブルな価格で美味しいお肉が食べられます。

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