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藤井寺

藤井寺は大阪府藤井寺市にある真言宗御室派の寺院で、御本尊は国宝にも指定されている1043本もの手を持つ千手観音です。西国三十三箇所札所として高名な当寺院は752年に聖武天皇の勅願で行基が創建し、古代氏族葛井(ふじい)氏の第五番札所として信仰を集めました。815年には弘法大師が当地で護摩修法をし、自らの厄難を祓ったと伝えらえています。また、衆生救済のため、薬師如来像を彫刻し、堂宇を建立。弘法大師がその堂宇の前に5色の藤を植えたことが、当寺院の名前の由来となっています。その後、寺は真言密教の道場として栄え、七堂伽藍を構えるようになりました。しかし、1573〜92年の兵火により全山を焼失してしまいます。1674年には臨済宗の南山国師が入山し再興。1832年には再び火災に遭い、御本尊以外の伽藍は全て焼失。現在の伽藍は1860年に再建されたものです。また、境内には南北朝時代の武将・楠木木正成ゆかりの「旗掛けの松(三鈷の松)」があり、楠木正成が戦勝祈願にこの寺を訪れたときに「この松葉のように三人力を合わせよ」と三人の息子たちに言い聞かせたという逸話が残されています。

住所

大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21

アクセス

近鉄南大阪線「藤井寺駅」

電話番号

072-938-0005

営業時間

8:00〜17:00

  • お役立ち情報

    御本尊である千手観音は秘仏となっており、毎月18日以外は公開されません。普通の千手観音は42本しか手がありませんが、藤井寺の千手観音はなんと1041本も手があります。実際に1000本の手がある千手観音像は非常に珍しく、本像の他には奈良の唐招提寺金堂像があります。藤井寺の秘仏の拝観料は500円で、ご開帳日に参拝すると特にご利益があるとされています。

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