大阪市の中心に位置する船場地域には、多くのオフィスが存在し、堺筋本町駅周辺の船場心斎橋商店街には昼食を食べるサラリーマンの姿が数多く見受けられ、国際ビジネスゾーンの形成をめざした街づくりが行われています。堺筋本町駅と直結した「船場センタービル」は、古本、古着等の商品販売に加え、ファッションの情報発信基地としての役割があります。船場の地下街には、お好み焼きやたこ焼き等の大阪の定番食だけでなく、中華やインド料理等、世界中のグルメが集積したレストラン街が配置されており、食いだおれ大阪を象徴したエリアの一つとして知られています。また、堺筋本町から北浜に向かって北に進むと、三菱UFJ銀行や関西みらい銀行に加え、様々な業種のオフィスが林立しており、その中心地にある船場ビルディングは近代建築の歴史を今に伝えており、国の登録有形文化財にも指定されています。