大阪の人工島、舞洲に1998年にオープンした舞洲陶芸館では関西空港の建設工事で不要になった大量の海底粘土で「難波津焼」を作る技術を紹介しています。当館には大阪市内で唯一の大型の登り窯があり、普段使いの器やオブジェなど造成作品を焼成することができます。また、初心者を対象とした「一般工房」、中級者以上の「中級工房」そして「研究科工房」また、プロの陶芸作家も学んでいる「難波津工房」など様々なコースがあります。また、大阪は古くは「難波」と呼ばれ、日本の焼き物の原点である「須恵器」誕生の地として知られています。もろくて水がしみだしてしまう「土師器(はじき)」とは違い、「須恵器」は朝鮮半島から持ち込まれた様々な技術革新により作られました。須恵器は直接火にかけると割れてしまうため、土師器を間において米などを蒸すことができたため、古墳時代の人々の食生活を変えました。当館では、「須恵器」を始めとした「難波津焼」の生い立ちを分かりやすく展示しており、陶芸愛好家だけでなく、一般の方にも人気です。
住所
〒554-0042 大阪市此花区北港緑地2-2-98
アクセス
・JR環状線「西九条駅」下車、市営バスに乗換え、81系統 舞洲スポーツアイランド行
西九条からバス(35分)
・JR環状線「西九条駅」で
JR桜島線(夢咲線)へ乗換え、「桜島駅」下車、アクティブバスに乗換え
「桜島駅」からバス(15分)
電話番号
06-6463-7282
料金
1,100円〜3,850円
営業時間
10:00~18:00