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不動院

不動院は、14世紀中頃に足利氏が建立した安国寺のひとつです。しかし、この地に最初に寺が建てられた時期は分かっていません。金堂に安置されていた薬師如来坐像の様式から、平安時代にはすでに伽藍が存在していたと考えられています。伽藍は大永年間の大内氏と武田氏の戦で焼失。これを建て直したのが、毛利氏の外交僧を務めた恵瓊です。豊臣秀吉からも厚い信任を得ていた彼は、破格の一万千五百石を与えられ、当時の中央社寺にひけをとらない大寺としました。その後、関ケ原の合戦で恵瓊が非業の死を遂げ、福島正則の祈祷僧・宥珍が住持となりました。この時に禅宗から真言宗に改め、不動明王を本尊として不動院にしたと伝えられています。国宝の金堂は、大内氏が周防山口に建てたものを恵瓊が移築したとされています。現存する唐様建築としては最大の遺構で、中世の本格的な仏殿の規模がうかがえます。JR「広島駅」からは、バスで約20分の「不動院前」よりすぐ。もしくはJR山陽本線「新白島」駅からアストラムラインに乗り換え、「不動院前駅」より徒歩約2分です。

住所

〒732-0068 広島県広島市東区牛田新町3-4-9

アクセス

Oバス「不動院前停」よりすぐ
Oアストラムライン「不動院前駅」より徒歩約2分

電話番号

082-221-6923

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