忠犬ハチ公像

忠犬ハチ公像とは、急死した飼い主の帰宅を待ち続け、自身も寿命を迎えるまでの9年にわたって渋谷駅に通い続けた秋田犬「ハチ」の像です。
ハチは東京帝国大学で教授をしていた上野英三郎の飼い犬でした。主人が仕事に行く際には必ず玄関先まで見送り、時には最寄り駅の渋谷まで送り迎えすることもあったそうです。ハチが主人と過ごしたのはたった1年余りですが、主人が亡くなって他の家に預けられてからも散歩中に渋谷に向かって逃げ出したり、元居た家を覗き込んだりと、その慕いようは痛ましいほどでした。事情を知らない人たち疎まれることもありましたが、日本犬保存会の斎藤弘吉が新聞に寄稿したことで多くの人の心を打ち、大切に扱われるようになりました。
初代のハチ公像は戦時中の金属供出によって撤去されてしまい、現在あるものは二代目ですが、ハチ公の忠義の物語が広く知られ、世界的にも有名な観光名所になっています。
忠犬ハチ公像へのアクセスは、JR渋谷駅ハチ公口下車すぐです。

住所

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2-1

アクセス

JR渋谷駅ハチ公口下車

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