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平和の時計塔

平和の時計塔は、平和記念公園の北側に建つ、高さ約20mの塔です。原爆ドームが永久保存されることに決まった翌年の1967年に完成しました。3本の鉄骨の途中部分が、ねじまげられたような独特な外観は、下から順に「被爆前の広島」・「被爆し、のたうち回る広島」・「苦難を乗り越え、平和に向かって伸びていく未来」を表しているそうです。3本の鉄骨は、平和を祈る市民の手を表しているともいわれ、市民の手が、世界人類を象徴する直径2mの球体を支えています。直径2mの球体の3方向には、2019年にリニューアルされたばかりの時計が取り付けられています。時計の上にはスピーカーが取り付けられ、毎朝、原爆投下時間の8時15分に、太田司朗氏作曲の「平和時計塔の歌」のチャイムが流れます。このチャイムは、全世界に向けて「ノーモアヒロシマ」の祈りを込めて、鳴らされています。このチャイムは、平和の鐘や8月6日の平和記念式典で使用される鐘と共に、1996年(平成8年)、環境庁(現・環境省)の「残したい日本の音百選」に選ばれました。

住所

〒730-0811 広島県広島市中区中島町1番(相生橋南詰)

アクセス

JR「広島駅」から広島電鉄電車(路面電車)2号線「宮島口」行き、または6号線「江波」行きにて「原爆ドーム前」電停下車、相生橋連絡橋南詰すぐ。JR「広島駅」から市内循環バス「めいぷる〜ぷ」で「原爆ドーム前」バス停下車。

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