袋田の滝は、栃木県の「華厳ノ滝」、和歌山県の「那智の滝」と並んで日本三名瀑のひとつに数えられています。高さ120m、幅73mの滝で、2015年には国の名勝にも指定されています。「四度(よど)の滝」とも呼ばれていますが、これは滝が四段に落下しているからという説と、西行法師が「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したからという説があります。
西行法師の賞賛のとおり、四季折々の自然に彩られた滝にはそれぞれ魅力的で、いつ訪れても楽しめるスポットになっています。
なお、冬季は「大子来人〜ダイゴライト〜」と銘打たれたライトアップイベントが開催されるため、夜間の滝も楽しむことができます。白いライトに照らされた滝の水墨画のような美しさは一見の価値があります。また、運が良ければ凍結した滝を見ることもできます。
袋田の滝へのアクセスは、JR水郡線「袋田駅」よりバスで10分です。車の場合は無料の駐車場があります。