開湯600年と言われる歴史深い湯田温泉は、江戸時代末期には尊王攘夷派の藩士や公家なども滞在していたといわれる、伝統ある温泉地です。高杉晋作、西郷隆盛、大久保利通、大村益次郎、坂本龍馬、伊藤博文などが夜な夜な作戦を練ったと言われる「維新の湯」は今でも現存し、現代でも同じ湯を楽しむことができるのは感慨深いものです。湯田温泉の泉質はアルカリ性単純温泉で、肌馴染みがよくやわらかいお湯です。1日に2000トンもの湯量を誇り、非火山性でありながらも源泉の温度は70度を超えており、非常に珍しいものです。無色透明なのは豊富な湯量に起因すると言われています。神経痛や関節痛、うちみくじき、疲労回復健康増進に効能があると言われており、多くの人々に愛されてきた温泉地です。湯田温泉へのアクセスは、公共交通機関利用の場合、JR山陽新幹線「新山口駅」よりJR山口線利用15分「湯田温泉駅」下車。車の場合、中国自動車道「小郡IC」山陽自動車道「山口IC」を下り所要10分。宿泊施設によってはシャトルバスや無料送迎が出ているので、要確認。