瀬田の唐橋

瀬田の唐橋は、瀬田川を渡る旧東海道にかけられた橋です。日本三名橋の一つにも数えられる名所で、近江八景の「瀬田の夕照」としても広く知られています。その美しさから松尾芭蕉も一句残しています。日本書紀にも登場するこの橋は、かつて”唐橋を制するものは天下を制す”とも言われるほどに軍事、交通の要となった場所でした。当時、東側から京都へ向かう際、琵琶湖を渡るか瀬田川を渡るこの橋を渡るしか方法がなかったからです。都を守る重要なポイントであったことから、実際に壬申の乱や源平合戦など瀬田の唐橋周辺では幾度となく戦も起こりました。戦の度に、焼き払われましたが、橋の特徴である擬宝珠は昔のままの姿を留めています。江戸時代から残る擬宝珠には今も江戸の名残を感じる奉行や見廻りなどの文字も残っています。また、瀬田の唐橋は”急がば回れ”の語源にもなっている場所です。最寄り駅は京阪・唐橋前駅で、駅より徒歩5分ほどの場所にあります。

住所

〒520-2134 滋賀県大津市瀬田一丁目・唐橋町2-3

アクセス

公共交通機関:京阪電鉄・唐橋前駅より徒歩 5分
車:名神瀬田西・東ICから5分

電話番号

077-534-0706(石山駅観光案内所)

料金

無料

営業時間

なし

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