文化のみち二葉館

文化のみち二葉館は、日本で初めて女優と呼ばれた川上貞奴、電気事業を中心に活躍した稀代の実業家、福沢桃介が1920年から1926年までの6年間、ともに暮らした邸宅を移築し復元したものです。
地下鉄「高岳駅」から10分ほど歩くと見えてくるオレンジ色の瓦屋根。設計は、アメリカからツーバイフォーの技術を持ち込んだとされる気鋭の住宅会社「あめりか屋」が担当しました。洋風な装飾や洋室、和室がある和洋折衷の造りで、2,000坪を超える広大な敷地や、細部までこだわりの見られる絢爛な雰囲気は、当時「二葉御殿」と呼ばれたほど。
中でも目を惹くのが、日本の広告デザイナーの先駆けである杉浦非水の原画をもとに作られたステンドグラスの数々です。迎賓室として利用していた大広間には、「初夏」と名付けられた、水辺に咲く美しい花々と水鳥のデザインのものが設置されています。
館内には二人が利用した家具や貞奴の着物など、当時の生活をイメージさせる品々が展示され、二人についてはもちろん、大正の時代を知り、身近に感じることができます。

住所

〒461-0014 愛知県名古屋市東区橦木町3丁目23番地

アクセス

地下鉄桜通線「高岳駅」徒歩10分

電話番号

052-936-3836

料金

大人200円/中学生以下無料

営業時間

10:00~17:00

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