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高瀬川

高瀬川は京都市内を流れる運河で、江戸時代初期に角倉了以とその子素庵により開かれました。慶長16年(1611年)に起工し、二条から伏見に至り宇治川に合流する全長10km余、川幅約7mの運河が3年の歳月をかけて完成しました。当時は方広寺大仏殿の再建が行われており、大量の資材運搬のため水運が求められました。高瀬川は水深約30cmと浅いため底の平らな高瀬舟が用いられました。淀川を往来した三十石舟が伏見に到着すると高瀬舟に荷を積みかえ、京都まで川をさかのぼるため川に沿った道から綱で船を引っ張って運びました。高瀬川沿いの木屋町は薪や柴・炭・木材を扱う商人の町でした。やがて旅籠屋や貸座敷の娯楽の場になっていき幕末には坂本龍馬や桂小五郎らのアジトがあった場所としても知られています。現在の木屋町飲食店が多く建ち並び、川に沿って遊歩道が設けられ、春は桜、秋は紅葉が高瀬川に映えるエリアになっています。

住所

〒600-8137 京都市下京区十禅師町196番地

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