飯盛山（いいもりやま）は、会津若松市街の中心部から約2km東側にある標高314mの山及びその周辺の地域を指します。飯盛山へ登るのには、徒歩で登るコースと、スロープコンベアで登るコースの２種類があります。城下町を一望に見渡すことができる飯盛山は、白虎隊自刃の地としても知られ、自刃した白虎隊・士中二番隊19名の墓や、各地で戦死した白虎隊３１名の墓があります。それに隠れキリシタンの祠、さざえ堂、宇賀神堂、厳島神社、白虎隊引揚の洞門、会津若松市天然記念物の太夫桜など、数多くの史跡名所があり、周遊バス飯盛山下で下車すればすぐのアクセスの良さもあり、年間２００万人とも言われる観光客が訪れるスポットです。また、飯盛山のふもとには、戊辰戦争時に会津藩の本陣となり、藩主松平容保公が白虎隊士に戸の口原への出陣を命じた「旧滝沢本陣」や、2013年ＮＨＫ大河ドラマ「八重の桜」のオープニングで使われた会津若松市天然記念物の「石部桜」があり、見所はたくさんございます