土門拳記念館

「土門拳記念館」は、酒田出身の昭和を代表する写真家「土門拳」氏の代表作品約7万点を蔵する写真美術館です。作品集「ヒロシマ」や「古都巡礼」、「室生寺」などに収められた、レアリスムにこだわった報道写真や、独自の視点で生涯取り続けた日本の伝統文化にまつわる写真。これらが土門氏の言葉・文章とともに紹介されています。
記念館の外に出て建物をぐるっと見回すと、まるで湖面に浮いているかのように見えるスタイリッシュな佇まいが印象的です。設計は土門氏と親交が深かった建築家の谷口吉郎の長男である谷口吉生氏。設計をはじめ、庭園やオブジェなど、記念館の主要な部分を土門氏と懇意であった芸術家やその子どもたちが担当しています。
土門氏は「良い写真とは、写したのではなく写ったのだ。写真家が計算を踏み外した時にのみ、そういう写真が撮れる」と語り、失敗を成功に結びつけることが出来た時「鬼がついた」「鬼が手伝った写真」と呼んでいたそうです。
記念館に収蔵された、土門氏の膨大な写真の中にもそうした「鬼」を感じる迫力のある作品をたくさん見ることができます。

住所

〒998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)

アクセス

R羽越本線・陸羽西線「酒田駅」下車徒歩1分-バス停「酒田駅前」乗車16分「土門拳記念館」下車

電話番号

0234-31-0028

料金

特別展期間:一般900円/高校生450円/中学生以下無料 その他の期間:一般700円/高校生350円/中学生以下無料

営業時間

9:00~17:00 ※2021年2月4日まで臨時休館

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