石見銀山世界遺産センターは、島根県大田市にある世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の現地見学の拠点とされている施設と資料館のことです。坑道跡や工房が豊富に残されており、随時観光ツアーや学習講座が開かれています。1526年に銀が発見されてから400年間も採掘されてきた歴史のある銀山の資料と共に、石見銀山世界遺産センターでは展示棟と収蔵体験棟に分けて展示しています。また、実際に坑道を見学することもできて坑道の壁面には実際にノミで削っていた所を彷彿させるような跡が一面に見えます。自分たちで歩き回ることも可能ですが、ワンコインガイドがおすすめです。ただ行って歩くよりも価値のある観光ができるようになるでしょう。約3分の1を占めていたといわれる日本銀のほとんどがこの石見銀山で発掘されたものだと言われています。石見銀山世界遺産センターへの行き方は、JR山陰本線大田市駅から石見交通バス、大森・世界遺産センターで下車すぐです。