新薬師寺

新薬師寺は天平19年(747年)3月、聖武天皇の病気平癒を祈って光明皇后により創建されました。聖武天皇は廬舎那仏の造立に着手したものの山火事や地震、天皇ご自身の体調悪化により工事は中断されていました。そこで建立されたのがこの新薬師寺で、その後廬舎那仏も完成し752年には大仏開眼供養会が営まれました。国宝の御本尊は薬師如来坐像で、奈良時代~平安時代初期頃に造られたものです。右手は恐れを取り去る印相、左手には薬壷を持っています。薬師如来の目が大きく美しいことから眼病の人の参拝が絶えません。薬師如来坐像の両脇には日光・月光の2菩薩と、さらにこれらを守る十二神将立像(国宝)が取り巻いています。これらの仏像はすべて奈良時代の建築様式が残る本堂(国宝)に安置されています。本堂はもとは別の用途で使われていた建物でしたが、他の建物が暴風によって倒壊したため本堂として転用されたという経緯があります。

住所

〒630-8301奈良県奈良市高畑町1352番地

アクセス

JR奈良駅、近鉄奈良駅から市内循環バス高畑町下車、徒歩10分

電話番号

0742-22-3736

料金

大人600円/中高生350円/小学生150円

営業時間

09:00~17:00

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