室生寺

室生寺は奈良県宇陀市にある真言宗室生寺派大本山の寺院。真言宗の拠点である高野山がかつては女人禁制であったのに対し、室生寺は女性の参詣が許されていたことから「女人高野」の別名があります。奈良時代に天武天皇の勅願により修験道の祖である役小角が創建したのが始まりと伝えられています。平安時代を通じて室生寺は興福寺別院としての性格が強く、山林修行の場、諸宗の学問道場としての性格をもっていました。江戸時代になって興福寺の傘下を離れ真言宗寺院となり、女人高野の呼び名も出来てきました。室生寺の見どころは、金堂、弥勒堂、本堂(灌頂堂)、五重塔などが室生山に配置され、山の自然と伽藍配置が溶け合っている点にあります。建造物として最も古いのは五重塔で奈良時代後期の建立になり、屋外にある木造五重塔としては日本最小となります。室生寺は花の寺としても知られており、特に4月中旬の石楠花の季節には多くの観光客が訪れています。

住所

〒633-0421奈良県宇陀市室生78

アクセス

近鉄室生口大野駅より奈良交通バス室生寺前で下車、徒歩約5分

電話番号

0745-93-2003

料金

大人600円/子供500円

営業時間

4/1-11/30:8:30~17:00、12/1-3/31:9:00~16:00

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