猿沢池

猿沢池は、奈良県奈良市にある興福寺の放生池(捕らえた魚などを放してやるために設けた池)で、興福寺の五重塔が周囲の柳と一緒に水面に映る風景が大変すばらしく、「猿沢池月」として、南都八景のひとつに数えられています。猿沢池へのアクセスはJR奈良駅から徒歩約15分、近鉄奈良駅から徒歩約5分で、特に近鉄奈良駅からはアーケード商店街を通るので、食事や買い物を楽しむこともできます。猿沢池の北西に春日大社の末社である采女神社があります。采女神社は、帝の寵愛が衰えたことを嘆き悲しんで入水した采女を慰めるために建てられたとされ、その命日付近とされる中秋の名月に、花扇奉納行列と管絃船の儀で有名な采女祭が催されています。また、芥川龍之介が、小説「龍」において、猿沢池にちなんだ伝説を取り上げたことでも有名です。景色がすばらしいこともあり、絶好の写真撮影スポットであると同時に市街地に位置しているので市民の憩いの場ともなっています。

住所

〒630-8213 奈良県奈良市登大路町49

アクセス

JR奈良駅から徒歩約20分 近鉄奈良駅から約徒歩5分

電話番号

0742-22-0375

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