旧グラバー住宅

旧グラバー住宅は、16世紀後半にはヨーロッパや中国などから多くの異国商人が渡来した地で、鎖国時代の窓口であった長崎には多くの外国人居住地が誕生し、そのうちの一つがグラバー園です。園内には、スコットランドの貿易商人であったグラバー(トーマス ブレーク グラバー)の邸宅をはじめ、旧オルト住宅、旧リンガー住宅の3棟は国の重要文化財に指定されており、中でグラバー住宅は、世界遺産である「明治日本の産業革命遺産」の構成資産としても登録されています。グラバーは、小菅修船場や高島炭坑の建設・事業化に協力し、のちに三菱の経営にもアドバイスをし、当時の日本の主要産業であった石炭や造船事業の近代化に、大きく貢献しています。そのグラバーが居住した邸宅がグラバー園内に保存されています。平屋建てのブルーが基調になった邸宅は、洋風な中にも和のテイストが散りばめられたスタイル。石畳の庭にはチューリップが植えられ、春になると色とりどりに咲き乱れます。旧グラバー住宅へのアクセスは、公共交通機関利用の場合、JR長崎本線「長崎駅」駅前より長崎電気軌道1号系統崇福寺行に乗車し「新地中華街」にて5号系統「石橋行」に乗車。「大浦天主堂」電停にて下り、徒歩所要7分。車の場合、九州横断自動車道「長崎芒塚IC」で下り長崎大分線・長崎自動車道 と ながさき出島道路・国道324号を経由9キロ所要およそ10分ほど。グラバー園内。

住所

〒850-0931 長崎県長崎市南山手町 グラバー園内

アクセス

長崎駅から路面電車で15分
大浦天主堂下車から徒歩で5分

電話番号

095-822-8223

料金

一般600円、高校生300円、小中学生180円(前売券 一般500円、高校生240円、小中学生140円)

営業時間

公開:8:00~18:00 公開:8:00~21:30 7月~10月、夜間ライトアップ 休業:無休

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