京都迎賓館は京都市中心部にあり、内閣府が管理する海外からの賓客を迎え入れるための日本の迎賓館で、平成17年に建設されました。入母屋屋根と数寄屋造りを取り入れた外観で、大工、左官、作庭など日本の伝統的な建築技術の粋を凝らしています。調度品も蒔絵や西陣織、漆など京都を代表する匠の技を集めています。京都迎賓館の見学は海外からの賓客に差し支えない範囲で行われています。見学方法は自由参観とガイドツアー形式の2種類が時期によって設定されており、参観料は自由参観が一般1,500円、ガイドツアー形式は一般2,000円です。自由見学の場合は申し込み不要ですが、ガイドツアーの場合は事前予約または当日受付が必要です。桜や紅葉の時期などには夜間拝観も行っており、京都御苑を借景とした庭と溶け合うように配置された建物の姿をライトアップされた中で見学できます。場所は京都御所の西側、仙洞御所の北側に位置します。