原谷苑は京都市北区にある農園です。枝垂桜が多く植えられており、京都の花見の穴場的スポットとなっています。終戦後現在の場所を譲り受け農業を始めようとしたものの、農作物がうまく育たないのでいろいろな種類の樹木を植えたのが始まりで徐々に桜やつつじなどの鑑賞木や梅・桃・栗などの果樹木が増えていきました。紅しだれ桜、ソメイヨシノ、山桜、黄桜、楊貴妃など桜の種類は豊富で、春になると椿や梅、馬酔木なども合わせて様々な花が咲き乱れます。近年ではネットショップも開設し北山杉や桜の苗木が販売されています。桜の季節には非常に多くの人が訪れますが、狭い道幅に多くの車が押し寄せ渋滞を起こし問題となっています。近くまで行く路線バスもありますが地元住民の生活の足となっているためタクシーの利用を求められています。苑内の駐車場は桜の時期はタクシーの乗降待機場所となり、マイカーの駐車はできませんのでご注意ください。