嵐山モンキーパークいわたやまは、阪急嵐山駅から徒歩5分ほどの嵐山の支峰・岩田山の中腹にある施設です。野生ニホンザルの生息地として有名で、昭和31年の開園以来多くの観光客が訪れています。現在は6,000㎡の公園内に約120頭のニホンザルがおり、身近に野生ザルと接することのできる施設になっています。長年にわたる観察の結果、全個体の識別が出来ており親子関係や誕生日なども詳細に記録されており、国内だけでなく海外でも評価が高く多くの研究者が来訪しています。この公園では人間が檻に入り、自然の状態のニホンザルを観察するスタイルで、檻のすきまから餌を与えることも出来ます。野生のニホンザルの行動を通してその生態や猿社会を知ることも出来ます。公園内にはイノシシ、タヌキ、ムササビ、イタチ等も生息しています。公園からの京都市内の展望は素晴らしく、比叡山、北山、東山を眺められ、また嵐山の四季折々の景色も楽しめる場所となっています。