東大寺二月堂

東大寺境内の東側に位置する二月堂は、江戸時代に再建されました。二月堂は、京都の清水寺の本堂のように、縣造り(崖造)という建築様式で建てられています。高台に西を向いて建っているため、舞台からは奈良市街を一望することができる他、沈む夕日も眺めることができます。二月堂では、通称「お水取り」と呼ばれる修二会(しゅにえ)が旧暦2月に行われます。修二会は、東大寺の僧が人々の罪を代わりに悔い改め、国の安全や人々の幸せを祈願する行事です。修二会は、童子(どうじ)と呼ばれる人が大きな松明(たいまつ)をかついで二月堂まで運ぶ「お松明」で、特に知られています。地元では、「お松明」の火の粉を浴びると一年を無病息災で過ごせる、との言い伝えがあるそうです。修二会は毎年3月1日から14日まで開催されますが、3月12日は、深夜に秘仏である十一面観音像にお供えする水を井戸から汲む「お水取り」が行われることもあり、他の日よりもかなり混雑します。この日にご覧になりたい方は、早めに到着するようにしてみてください。

住所

〒630-8211 奈良県奈良市雑司町406-1

アクセス

近鉄 奈良駅から 徒歩約24分、JR・近鉄 奈良駅から市内循環バス(外回り)「東大寺大仏殿・春日大社前」バス停下車 徒歩約13分

電話番号

0742-22-5511

料金

無料

営業時間

24時間

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