JR・近鉄奈良駅の東側に広がる奈良公園は、約660ヘクタール、東京ドームで例えると約140個分という、大きな公園です。1880年にオープンしました。公園の西側には興福寺、東側に春日大社や若草山、北側に東大寺や正倉院、ほぼ中央部には奈良国立博物館が位置し、じっくり回っていると1日では足りないかもしれません。公園内には野生の鹿が約1,300頭生息していて、公園内で販売されている鹿煎餅を購入すると、えさやりすることもできます。公園の南側に位置する鹿苑（ろくえん）では、6月には生まれたばかりの赤ちゃん鹿を、10月上旬には鹿の角切りを見ることができます。近鉄奈良駅から興福寺まで歩く場合、そのまま東に向かうのも良いですが、ひがしむき商店街を抜け、中谷堂で高速餅つきを見て、猿沢の池を眺めながら向かうのも良いでしょう。若草山では、毎年1月の第4土曜日に山焼きが行われ、山焼き前には花火も眺めることができます。