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長岡天満宮は京都府長岡京市にある菅原道真を祀る天満宮です。長岡は菅原道真が生前在原業平らとともに訪れていた縁がある地であり、道真公が太宰府に左遷される時に立ち寄り「我がたましい長くこの地にとどまるべし」と名残惜しんだことから「見返り天神」とも言われています。道真公自作の木造を祀ったのが長岡天満宮の始まりで、以来皇室の崇敬篤いお社です。阪急長岡天神駅を背に西へ進むと、広大な八条ヶ池にかかる橋に正面大鳥居が見えてきます。平成14年の菅公御神忌1100年を奉賛して奉納された総高9.75m、総重量50トンの石の鳥居です。約2万坪の社地には樹齢130年ほどと推定されるキリシマツツジが、4月末頃に花を咲かせ一面が深紅に染まります。秋には紅葉が美しく大銀杏の黄色と楓の赤色が競演します。4月には「きりしまコンサート」8月には「宵宮コンサート」と題された無料のクラシックコンサートが開かれ市民に親しまれています。