河合神社は京都市左京区にある下鴨神社の摂社で、女性守護として古くから信仰を集める神社です。御祭神に神武天皇の母である玉依姫命をお祀りし、玉依姫命は非常に美しいことから美麗の神とされ、縁結び・出産・育児も含め女性にまつわる願いをかなえてくれる神社です。美麗祈願として、手鏡の形の絵馬を自分自身の顔に見立てメイクアップし裏面に願い事を書いて奉納することで外見・内面の両方の美しさを願います。また鎌倉時代前期の随筆家・鴨長明はこの河合神社の禰宜の息子であったことから、境内に長明が住んだ方丈の庵を復元・展示しています。同じ境内にある任部社は三本足のヤタガラスをお祀りするお社でサッカー必勝の神様として知られています。河合神社のある下鴨神社は縁結びの神様として有名で、連理の賢木のある相生社、河合神社の美麗祈願をあわせて祈る女性客の参拝が多い神社です。京阪・叡山電鉄の出町柳駅から歩いて10分ほど、下鴨神社の参道左手にあります。