京都府植物園は京都市左京区にある植物園で、日本で最初の植物園として大正13年に「大典記念京都植物園」として開園しました。総面積24万㎡、約12,000種類の植物が植えられています。北山駅のすぐ西側に位置し、北山通に面した北山門を入り梅林や桜林を進むと、日本最大級の大観覧温室があり熱帯のさまざまな植物がゾーン別に植栽・展示されています。温室の北の半木(なからぎ)の森は、山城盆地の植生をとどめる園内唯一の自然林です。ほかにつばき園、花しょうぶ園、竹笹園など日本の風土に育ち古くから愛された植物群も充実し古都らしい植物園となっています。早春には梅やフクジュソウ、4月には桜、初夏にはシャクヤク、さつき、バラ、アジサイ、夏はスイレンやひまわり、秋はコスモスやキンモクセイ、冬はサザンカやハボタンが楽しめ四季を通して様々な植物と親しむことが出来ます。春の桜、秋の紅葉の時期にはライトアップも行われています。