人道の港 敦賀ムゼウムは、福井県敦賀市にある敦賀港の歴史をまとめた資料館のことです。特に、ポーランド孤児や第二次世界大戦中に多くのユダヤ人難民が敦賀に来た歴史をまとめています。外交官であった杉原千畝がユダヤ人の命を救うため発行した命のビザに救われた人たちとの歴史です。敦賀市民とのふれあいや、難民へのインタビューなどが収められています。敦賀港ならではの命と平和今も続く関係者との心温まる交流に触れることで、命と平和の事を感じさせてくれます。展示だけでなくシアターや交流コーナーもあり、見ごたえがあります。敦賀港に来た合計763人のポーランド孤児とユダヤ難民たちと、敦賀の暖かい人々とのやりとりはまさに「平和」を願ってやまない敦賀市民の優しさを知ることができるでしょう。敦賀港はまさしく人道の港であったことがわかります。人道の港 敦賀ムゼウムへの行き方は、JR敦賀駅からコミュニティバスに乗り金ヶ崎緑地下車すぐです。