ダイヤモンドクロス

ダイヤモンドクロスは、線路が平面上で交差する場所を指す鉄道用語です。線路が交わる場所がダイヤモンドのような形に見えるため、その通称で呼ばれています。かつてはいろんな場所にありましたが、路面電車の廃止や駅の改装などにより数が減り、現在は全国に数か所しかありません。日本にあるダイヤモンドクロスの中で、唯一鉄道線と路面電車の線路が直角に交差しているのが、伊予鉄道高浜線「大手町駅」北側の道路です。伊予鉄道高浜線が通り過ぎるまで、路面電車(伊予鉄道大手町線)は線路手前で待機しています。ダイヤモンドクロスは、電車がレールの継ぎ目を通過する時のジョイント音が独特で、鉄道線は「ガタガタガタガタ」、市内電車は「ゴトンゴトンゴトン」というような、少しどたどた騒がしい音がします。ダイヤモンドクロスは、直角に近づくほど、振動と騒音が大きくなるそうです。鉄道車両の種類によっても、音は多少異なるので、聞き比べてみるのも楽しいですよ。ダイヤモンドクロスでは、架線もクロスしているため、通過する時に火花が散ります。夜ならば、パンタグラフから火花が散る様子が鮮明に見られます。伊予鉄道では、高浜線と大手町線の「古町駅」の南側にも斜交のダイヤモンドクロスがあり、高浜線が通過している間、坊ちゃん列車が待機している様子が見られることもあります。

住所

〒790-0067 愛媛県松山市大手町1(伊予鉄道 大手町駅)

アクセス

伊予鉄道高浜線「大手町駅」・市内電車「大手町駅前」

電話番号

089-948-3323(伊予鉄道株式会社)

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