玉置神社

玉置神社は、標高1077mの玉置山の頂上近くに位置する神社です。第十代崇神天皇の時代に、王城火防鎮護と悪霊退散のために建立されたと伝えられており、約2000年近くの歴史を持ちます。江戸時代には、熊野三山の奥の院だったと言われており、修験道の大霊場として隆盛しました。境内には、神代杉・常立杉・磐余杉・大杉等の老巨杉群があり、そのいずれもが天然記念物となっています。その中でも神代杉は、樹齢3000年と言われており、歴史の深さを物語っています。平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。また、社務所の襖には、狩野派橘安春らが手掛けた龍虎山水画が描かれており、合計70枚もある極彩色の杉板襖は全て一枚板の圧巻の作品です。アクセスの際は、奈良交通・八木新宮バスを利用し、戸津川温泉で下車、のちタクシーまたは、土・日・祝のみ運行する予約制の世界遺産予約バスにて移動が必要です。

住所

〒647-1582 奈良県吉野郡十津川村玉置1

アクセス

新宮駅からバスで120分、のち十津川温泉からタクシーで30分、または土・日・祝のみ運行の予約制バスで40分

電話番号

0746-64-0500

料金

拝観料:無料

営業時間

午前8:00~午後4:00

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