寛永通宝銭形は、香川県観音寺市にある江戸時代に造られた寛永通宝を表せている巨大な砂絵です。周囲345メートル、縦122メートル、横90メートルの楕円形ですが琴弾公園山頂の展望台から見ると丁度真ん丸に見えるようになっています。1633年に藩主の領内巡視歓迎のため、一夜で作ったと言われています。この寛永通宝を見た人は「一生お金に困らない」と言われており、日々多くの観光客がやってきています。実際に観音寺では宝くじの高額当選が出ています。春季と秋季に銭形化粧直しをしており、台風などの後は市民総出で補修工事をしているほど大切に扱われています。砂絵の中にはその時しか入れません。琴弾公園には世界のコイン館もありお金の良縁に恵まれそうです。毎日日没から10時までライトアップされており観音寺の目玉となっています。寛永通宝銭形への行き方は、JR観音寺駅から、のりあいバス五郷高室線で琴弾公園下車すぐとなっています。