太宰治記念館「斜陽館」

斜陽館は、「走れメロス」や「斜陽」、「人間失格」などの代表作で知られる無頼派の作家・太宰治の生家跡を利用した記念館です。斜陽館は、大地主だった太宰治の父により、1907年に店舗兼住宅として建てられました。赤い屋根が印象的な、和洋折衷で入母屋造りの建物です。入母屋造りとは、四方にひさしを持つ寄棟造りの上に、本を開いて伏せたような形の切妻造りを重ねた屋根のことです。設計者は、「青森銀行記念館」など弘前にある洋風建築を数多く手がけた堀江佐吉です。斜陽館は、2004年に国の重要文化財建造物に指定されています。1950年~1996年までは旅館として使われ、1998年から太宰治の記念館となりました。記念館では、太宰治の直筆原稿やマントなどの愛用品の他、太宰や斜陽館に関する映像作品を鑑賞することができます。太宰ファンならば、徒歩3分の場所にある、太宰治疎開の家(旧津島家新座敷)も見逃せません。斜陽館を見学した後は、向かい側に建つ「金木観光物産館マディニー」でおみやげを買ったり、「津軽三味線会館」で津軽三味線の生演奏を聴いたりして楽しんでみてください。

住所

〒037-0202 青森県五所川原市金木町朝日山412-1

アクセス

津軽鉄道「金木駅」から徒歩約7分

電話番号

0173-53-2020

料金

大人600円/高・大学生400円/小・中学生250円 

営業時間

4~9月:9:00~17:30(最終入館17:00)、10~3月:9:00~17:00(最終入館16:30)

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